心臓に悪い朝

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俺はベッドから降りて時計を確認すると、7時半。 「ぬわっ! 学校に行く準備すらしてないのに! みれいのやつ、もっと早く起こせやっ!!」 急いで詰め襟に着替えてから、今日は8時に行くことを伝えてなかったのが自分だと思い出し、ちょっとヘコむ。 そうもしてられないので、イラストのデータを保存したメモリースティックをとって、カバンに放り込み、授業の準備も整える。 カバンを背負い込んで、階段を駆け降り、玄関で靴を履いていた、その時。 「お、お兄ちゃん!? 朝ご飯食べないの!?」
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