２次元より愛を込めて

ツンデレ、主にツン

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やまとは本当に恐ろしい奴だ。
見事に俺は、射抜かれたぜ。
ああ、俺はもうダメだ……。
折角読んでくれてた皆よ、もう、お別れのようだ……。
「お～いしんじ～。お昼休――何机に突っ伏してニヤニヤしてんの？」
いいところで話し掛けてきやがって。こうめ。
「やまとの瞳に……射抜かれちまってな……」
「ンブフッ！！」
こうは全力で笑いを堪える。
「なっ……！　あなたの方なんて見てないわ！　適当なこと言わないで！」
やまとは、少し顔を赤くしながら、軽くキレている。