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孫市編。
孫「こっちには俺は居ないのか…しゃーねぇ、美女探しでもすっかな…」
B濃「あら、貴方はあちらの世界の男?」
孫「麗しい…貴女のお名前は?」
B濃「濃よ。」
孫「こちらの濃姫もお美しい…。」
B濃「うふふ、お上手ね。でも、蝶はそう簡単にはなびかなくてよ?出直しなさい、坊や。」
孫「おお、こちらにも美しいお嬢さんが…貴女、お名前は何と?」
B市「市…」
孫「こっちのお市は色っぽいねぇ…」
B市「色っ…ぽい?」
孫「そうさ。貴女こそ、この世の華だ…」
B長「貴様!人の妻に気安く声をかけるとは悪である!削除してやる!!」
B市「長政様…」
B長「行くぞ、市!」
孫「ちっ、ガードが固いな…そちらの健康的な方、貴女、お名前は?」
まつ「前田利家が妻、まつにござりまする。」
孫「まつ様か…鮮やかな緑がよく似合う…貴女は太陽に恵みを受けた、大輪の花だ。」
まつ「生憎、まつめには犬千代様という勿体無き殿がおりますので、お引き取りを。」
孫「いつか貴女を振り向かせてみせる…其処の金糸のような髪が美しいお嬢さん、貴女のお名前は?」
かすが「汚らわしいっ、私に近寄るな!」
孫「怒った顔も素敵だよ、お嬢さん。」
かすが「煩い、死ね!」
結論。今日も今日とてフラれ旅。
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