35人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は夕食を食べ終わり部屋でマンガを読んでいた。
すると携帯の着信が鳴った。
今度こそお店からの電話だった。
『もしもし、桜井さんですか?連絡遅くなって申し訳ありません』
あの子の声だ!
顔も可愛いけど声もまた良い!
いかんいかん!今はこんなこと考えてる場合じゃない。
『いえいえ、あの~それで結果は?』
ドキドキ・・・
『よかったですね、合格ですよ。』
合格!?
マジで!?
あんな恥ずかしいこと大声でいったのに・・・
・・・
よっしゃーーー!!!
『ホントですか!ありがとうございます!』
胸が高鳴った!
『早速なんですけど明日から働けますか?』
『もちろんです!時間も何時でもかまいません!』
俺は仕事が決まった以上に彼女と一緒に働けることが何よりも嬉しかった。
それ程彼女は魅力的だった。
『聞いたところ水本さんの知り合いなんですよね?だったら仕事に慣れるまでは水本と一緒に働く形でいいですか?』
水本とは高志の名字である。
『はい。それで構いません』
『わかりました。じゃあそういう形でいきますので、明日の朝7時に出勤してください。詳しくは水本さんにお願いしてますので、よろしくお願いします。』『こちらこそお願いします。失礼します。』
楽だったニート生活とも今日でおさらばか。
明日からバイト頑張るぞ!!
最初のコメントを投稿しよう!