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『ドリームキャスト』の失敗
セガは過去にたくさんのゲーム機を発売してきました。その中で日本市場において1番売れたのは『セガサターン』でした。
どのくらい売れたかというと、当時、任天堂が家庭用ゲーム機として売り出していた『ニンテンドー64』を上回る程でした。
そんなヒット機『セガサターン』の後継機として発売されたのが『ドリームキャスト』でした。
ロンチタイトルとしては、セガサターンで唯一のミリオンタイトルとなった続編タイトルの『バーチャファイター3』を用意し、万全の状態に見えました。
セガは発売日に本体を約30万台用意する予定でした。
これは、需要より若干少なめの想定でした(わざと少なめに出荷して品薄感を演出するのが狙い。
こうする事で、お店では売り切れ状態となり、お客さんは人気があるんだなと思う。)。
しかし、トラブルが発生しました。
部品の供給が間に合わず、予定の半分しかゲーム機を用意できなかったのです。
結果的に、発売日には用意した約15万台は、あっという間に売り切れました。
しかし、本体を買えない人がたくさん生まれてしまいました。
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