プレイステーションと僕 前編

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何年前になるでしょうか? 私は、 『プレイステーション』 を買うことを決意しました。 決定的だったのは、ファイナルファンタジーの存在でした。 当時の最新作となる「FF7」の発売が決定したのです。 このニュースは、 ゲーマーの間に瞬く間に広がり、ゲーム屋さんの店頭から『プレイステーション』が消えました。 『プレイステーション』を手に入れることが困難になってしまいました。 そんな中、 ゲーム屋さんを訪れると偶然にも『プレイステーション』と遭遇しました。 型番がSCPH-5000の定価20000円のタイプだったと記憶しています(デュアルショックコントローラ同梱の1個前のバージョン)。 私は、 即座に購入を決意しました。 幸いにも、 サイフの中にはお金が入っています。 さて、 この時点で「FF7」は発売されていません。 折角、 本体を買うのにソフトがないなんて勿体ないです。 と、 脳裏にあるソフトが浮かび上がりました。 『刻命館(こくめいかん)』 というソフトです。 当時、 テレビCMなどのプロモーションをしていたソフトです。 気になるソフトだったのですが、『プレイステーション』ということで手が出せないでいたソフトです。
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