プレイステーションと僕 前編

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店員さんに話しかけます。 「プレイステーションと刻命館をください」 と。 すると、 店員さんから意外な回答が返ってきました。 「メモリーカードもご一緒にいかがですか?」 と。 当時の私は『プレイステーション』について、あまりにも無知でした。 そもそも、 「メモリーカード」が何なのかが分かりませんでした。 早速、 この疑問をぶつけます。 「何ですか、ソレ?」 と。 すると、 「ゲームをセーブするのに必要なモノです」 という回答が返ってきました。 しかし、 即座に理解することができませんでした。 ゲームはカセットにセーブするものだという先入観を持っていたのも原因かもしれません。 その後、 店員さんとのやり取りで「メモリーカード」が必要なモノだということが理解できました。 しかし、 ドレを買うかを決めかねていました。 店員さんはSCE(ソニー・コンピューターエンターテイメント)製のいわゆる純正の「メモリーカード」をオススメしてきました。 しかし、 私はサードパーティ製の製品に惹かれていました。 値段は2倍くらいするのですが、容量が6倍なのがその製品の魅力です。 おそらく、 今後沢山のゲームをやるので、容量が多い方がいいだろうという考えです。
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