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あきらかな準備不足
いくら優秀で高性能なゲーム機(ハード)を発売してもソフトがないと、宝のもちぐされです。
PS2の発売時には、たくさんのソフト(確か10本くらい)と同時発売という前代未聞の方法で大成功を収めました。
当然、今回も同じ方法でくると思われましたが出たのはPS2の半分となる(確か)5タイトルとなりました。
その後もほとんどソフトが発売されませんでした。
2月には、セガとソニーの期待を背負って『バーチャファイター5』が発売されました。
しかし、予想外に売れませんでした。
これには理由があります。
元々、セガは3月に発売する予定でした。
しかし、ソフトが少なくて困っていたソニーはセガに無理を言って発売を1ヵ月前倒てもらったそうです。
その弊害が起きてしまいました。
セガはソフトと同時に専用のスティック(コントローラ)を発売する予定でした。
このスティックの製造が相当大変だったみたいですが、何とか発売日に間に合わすことができました。
しかし、不具合が発生してしまいました(現在は不具合が解消したものが店頭に並んでいます)。
これにより、売り上げが思ったほど伸びませんでした。
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