慎也が織田に士官するまで

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それから慎也は利家に連れられて前田家の屋敷にやって来た 屋敷に入ると利家の妻、まつが快く招き入れてくれた 利家[→]よし、慎也飲みながらいろいろと聞かせてもらうぞ。 慎也[→]はい。 それから利家は慎也にいろんな質問をしてきた 歳、特技、出身などそして 利家[→]何故、今織田に仕えようなどと思った。 と核心を突いた質問をしてきた 慎也[→](やっぱりそれを聞くのが目的か。) 慎也は利家が聞きたい事を察し 慎也[→]私は織田で一国一城の主になることを目指しています。 と慶次にも言わなかった本心を包み隠さず言った それを聞いた利家は 利家[→]わっはっはは。 と笑い出した 慎也[→]何故笑う。 慎也は年上である者に対しても不満や怒りがある時はタメ口になってしまう癖があり、利家も今までとの豹変ぶりに少し驚いたようだった
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