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隼人が血相を変えて飛び出して行くのを慌てて宗守も追いかけた
宗守「隼人を追いかけてくるっ。ここの守備を怠らないように頼むっ。」
兵「はっ。」
隼人は馬に乗りある場所へと向かった
宗守も急いで追いかけて隼人がある場所で立ち止まっているのにようやく追いついたのは
港として賑わっている中瀬の変わり果てた姿であった
宗守「これはっ・・・・。」
隼人「油断していた。中瀬は石巻城から見える場所にある。そこから見てた時に家が普通にあるからなにも問題ないと思ってた。けど、葛西家の目的はそこにあった。」
隼人が語りながら涙を流しているのを見た宗守がそっと肩に手を置いた
隼人「やつらは家を壊すんじゃなくてそこに住む人を皆殺しにすることを選んだんだよ。」
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