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隼人「あぁ。そうだな。すまない。ありがとうな。」
宗守「どうってことないさ。」
そう言って二人は握手を交わすのであった
宗守「これからどうする。」
隼人「この状況じゃ生きている人はいないだろうが、被害の状況を知りたい。全部見てまわろう。」
宗守「わかった。」
それから二人は被害にあった村の家々を一軒ずつ見て回った
宗守「酷いな。みんな無残にも切り殺されている。」
隼人「あぁ、子供まで容赦ねぇよ。あそこが最後の家か。」
そう言って隼人が見た先にあるのは少しばかりほかの家よりも大きな村長の家と思われるものだった
隼人がその家で見たのは抵抗しようとしたあげくに殺された村長と思われる男とその妻だと思われる女性の亡骸であった
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