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理事長 「何のようかしら?
本来ならあなた方が早々尋ねてくる場所ではないね。
いや、今は体育館に向かう時間だわね」
少林が朝の出来事を事細かに理事長に話す。
理事長 「ふぅ~。そういう事だったのね」
溜め息尽きながら何か浮かない顔をしていた。
理事長の年は見た目では若すぎる。恐らく二十歳くらいではないだろうか…
しかも、それだけではなくぱっと見だと女子高生にも見えなくない。
で、実際の所この理事長は何校か持っていて、入学生徒の処理していた時に神の悪戯とでもいうか、窓を開けていた為風が吹いた時に、沛公の書類のみが移動してしまい、本来なら聖蘭学園に入学するはずが違う学校に入学の手続きされてしまったのだろうと……
二人は固まってしまったというか、諺でいえば開いた口が塞がらないみたいな顔をしていた。
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