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確認もせず
ドアを開ける
するといきなり伸びてきた腕
見なくてもわかる
こんなにすぐ俺を安心させんのはアイツしかいない
「…じん、」
「お前ってほんと…素直じゃねぇのな」
なんで来たの、とか
こんな夜中に起きてたの、とか
いっぱい聞きたいことはあるのに
今はこの腕に抱き締められていたい
やっぱ、お前は来てくれたね
あんなに揺れてた俺の気持ちや心を
お前はすぐに満たしてくれるんだから
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