家出

5/5
前へ
/36ページ
次へ
「いらない。」 美里のお腹がなり美里は顔を真っ赤にする。 「ハハハ。」 「笑うな!」 少し頬を赤く染める。 「ごめん、ごめん。じゃあカレーでいい?余りものだけど。」 美里は黙って、縦に首をふった。 それを見て弘恭は優しく微笑んだ。 「待ってて。」 と言った。 しばらくたつとカレーのいいかおりがしてきた。 「はい、どうぞ。」 弘恭はカレーをテーブルの上に置いた。 「いただきます…。」
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加