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「そっかぁ…そんな事が…。」
弘恭はいきなり美里の頭を撫でてくれた。
美里はびっくりして避けた。
「あ…ごめん。びっくりして…。」
「おいで...。」
優しく微笑んだ。
「え?」
「うちにおいでよ。行くところないでしょ。ね?」
『一瞬ドキッとしちゃったよ。』
「……悪いよ。」
美里は弘恭から目をそらす。いきなり何かに引き寄せられた。
「きゃ…。」
「泣きたい時は泣いてもいいんだよ。一人でたえなくていいんだ。」
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