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おそらくこの文章を書いた人は、文面から見るにエリックさんなのだろう。
じゃあ、あの人と言う表記は……
完全に悪魔に憑かれてしまう前の神沢おじさんなのか……。
こんな所にも私達プレイヤーの為に、残してくれたものがあるんだ。
そう思うと凄く心強くなる。
『舞さん、どうしたの?急に立ち止まったりして』
朝霧さんが不思議そうに私を見ていた。
――そっか。
朝霧さん達はエリックさんや神沢おじさんのことを詳しく知らないんだ。
「……すみません、後で説明しますね。とりあえず行きましょう」
『うん、分かった。じゃあ出ようか』
私達は祠の内部に足を踏み入れた。
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