生きる事が嫌になった少年と竜の出会い

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その瞬間・・・竜はいったん噛み付こうとするのをやめ不思議そうに僕の顔を覗きこみ「何であなたは恐れないの・・・今まで食べてきた生き物は全て恐ろしがって逃げた・・・私はそれを追いかけて狩って食べるのを楽しんでいたのよ・・・それなのになぜあなたは逃げも恐れもしない・・・そんなの楽しくないじゃない!もっと恐れなさいよ!!私の腹に入る前に少しは楽しませなさいよっ・・・」と言った 「さっきもいった通り、僕は死んでもいいから逃げたり、恐れたりしないんだよ・・・」僕はすぐに言い返した。 「あら・・・そう、じゃあ引き裂いて食ってやるわ!」竜は爪を立て引き裂こうとする・・・でも手は止まってしまった・・・
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