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スクエアビルの77F、最上階
「本多様、お待ちしておりました。」
普段女を連れてくような飛びきりいいレストランにした。
会社の連中なんて連れてきたことのないところだ
東京の夜景がすべて見渡せる事と、食べ物がとてもおいしいと彼女喜んでいた。
あまり飲まないのか?と聞くと
彼女はあまりお酒が得意ではないそうだ
申し訳な表情を浮かべ
「けどいっぱいたべますね」
と笑いながら
キラキラした瞳でこっちをみた
何かに吸い込まれて時がとまった
久しぶりに恋に落ちる感覚を思い出した。
俺はこいつがほしい
そう感じた。
俺は昔からほしいものは自分で取りに行くタイプで大抵のものは手に入れてきたつもりだ。
俺は心からこいつが欲しい
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