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二人で歩いた道を
独り
歩く
心の中にある
夢に描いた希望と言う景色は
色褪せているのに
あの日
咲いていた花が
色褪せずに咲いている
同じ日だったのは
神様の悪戯なのか…
目にうつる景色は変わらず…
あの日のままであることが…
ただただ…
切ない…
人は死を前にした時
走馬灯のように思い出が蘇ると言うけれど
僕の走馬灯は
ゆっくりと
ゆっくりと
回り始めているようだ
君が僕を必要だと
再び思ってくれるまで
この命
繋ぎ続けて…
いたい…
この世に光と影があるならば、
影は僕が背負って生きよう
君が溢れる光を浴びて歩いていけるように…
君の幸せを
遥かな世界から願っていよう
たとえ
この景色がやがて
様変わりしてしまうように…
存在しなくなったとしても…
🌙
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