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それから1週間位たったであろうか、全く変わらない人生を送っていた二人に可笑しな電話がかかる
ピロ♪ピロ-リ、ピッピッピ♪
朝早くに電話がなる
寝呆け眼で電話に出る悟、向こうからは誠実そうな男性の声が聞こえてくる
執事「失礼します。私は轟恩寺家の執事をやっています。先週のアンケートであなたが選ばれました。ディナーに招待をしますので夕方の6時この場所へ来て下さい」
悟「え?あのどうゆう?」
執事「では、今夜お待ちしています」
一方通行の会話の後に電話を切られた
悟「え?意味が分かんないぞ」
馬鹿な悟は完全に困惑している様子。
鹿馬駅っていたら結構近いじゃないか、それにあの羊?とか言う人はディナーを御馳走してくれるって、ごうおんじけって何なんだろう?とにかく行ってみるしかない
早速、ジャケットを一枚羽織り駅へと向かった。
家から駅へは遠くは無かった。歩いて20分といったところか。
電話を受けてから30分も経たないうちに集合場所の駅へと着いてしまった
悟「何だよ。誰も居ないじゃないか、確かにここに来るよう言われたのに」
騙されたことが許せない悟は携帯の着信履歴から折り返した
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