序章

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それは ヒトリの少年の ある一言から始まった… 少年は 変わらない毎日に退屈していた 『今からゲームしねぇ?』 彼らも皆退屈で仕方なかった 『面白そうじゃん』 だから 誘いにノった それだけだった だけど彼らは知らない これから何が始まるか 『うっ…うそっ…だろっ… 止めろよっ… 俺達っ…仲間っ…だろっ…!? …頼むっ…だからっ… …止めろぉぉっ!!』 そして失っていく 自分の仲間を 『は?仲間…?… お前バカじゃないの? 最初から 騙してたに決まってんだろ。』 裏切りだけが勝利への道を開ける 絆や友情が勝利への道を閉ざす 他人の事なんか関係ない 生き残るのは 己を信じきった者だけ… ヒトリの少年の 軽い一言が 苦しみの幕を開ける 偶然か必然か もう 誰も逃げられない
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