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時は平安の終わりに差し掛かったところだった……
保元の乱…平治の乱…
武士の時代が来る一歩手前ほど…。
その頃、別の存在も動き出していた───…
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巫「───っ多すぎる……」
目の前に広がる妖怪の死骸……
ここ数日、妖怪が急速に数を増やしてきた。
潰れた村も少なくはない。
かろうじて生き残った者達は皆そろって巫女────桜の村に逃げてくるのだった…。
「桜様!また東から妖怪の群れが……!!!」
桜「──!…さがっていなさい…」
今この世に何が起きているのか………
答えを出せないまま時が過ぎていった………。
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