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「すっかり遅くなっちゃったな…」
彼は学校帰りに遊んでいた友人と分かれ自宅へと向かっていた。
いつも使いなれている道。彼は何も考えずに歩いていた。
しかし、ふと違和感を覚えた。
「あれ?ここってこんな雰囲気だったっけ?」
後数分で自宅に着くというところで彼はふと違和感を感じた。
その彼が違和感を感じた時にはすでににらみ合いから戦闘体勢に移っていた2人も、誰に言うわけでもなく呟いた。
「適合者?」
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