∽序章∽

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蒼いエネルギーの塊が地面を削りながら異形の者に飛んで行った。 異形の者「コンナ事ガアルナンテ!貴様ハイッタイ!?」 ???「しかたねぇ。教える気は無かったが教えてやるよ!」 地面が削れながら異形の者に近付く蒼いエネルギー弾。 ???「俺の名は………。」 「グレイヴ・ストライクだ。」 グレイヴがそう言った時には、もう異形の者の目の前まで弾は来ている。 異形の者「貴ィィイ様ァアガァァァ!」 蒼いエネルギー弾と異形の者がぶつかる。 異形の者「グギャャャヤャャヤヤャャャヤヤヤャ!」 蒼い弾は異形の者ともに姿を消した。 地面はえぐれ異形の者に当たった場所は溶けて煙が上がっている。 グレイヴ「ふぅ~。少しやり過ぎたみたいだな!」 そう言うと左手に持っていた銃を左足のホルダーにしまい、食われた女性を見た。 グレイヴ「もう少し早く来ていればあんたは死なずに済んだのにな。」 少し悲しい顔をすると彼はまた闇の中に消えて行った。 街はまた眠った様に静かになった。満月の光に照らされる街。 次の瞬間……。 夫婦A「さっきから騒がしいな全く!」 夫婦B「こんな時間に誰かしら。」 近くに住む夫婦が余りに騒がしいので見に来たのである。 夫婦A「な……なんだこれは!!!い……いったい何があったんだ!」 夫婦B「キャャャア!」
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