+日常と告白+

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「……ってか、先生、よく…知ってましたね。」 うちの学校部活多いから把握出来ないだろうに。運動部なんて30以上あった気が…。何をどうすればそんな種類を集めれたのか疑問だ。 「だって春日くん有名なんだもん!そのルックスでバスケ部でレギュラーよ?多分知らない人なんて少ないんじゃないかしら。」 ヤツがひっそりと視線をさ迷わせた。少数派なんですねいいですよ別に気にしてないし。 「…むしろ、先生、大袈裟でしょ。」 マンモス校だぞうちは。そんなに知られてたら俺アイドルみたいじゃん。……コワっ! 顔を引き吊らせる俺に保険医はニンマリと笑った。 「はっはーん、信じてないね?悪いけど、さっきのインターホン、春日くんって言っただけで通じたわよ。私クラスも学年も言わなかったでしょ。」 あぁ、そういえば。 「ほーら有名人。」 「……いやぁ、でも…」 恐ろしいよ。自分の知らん所で自分の情報が流れてるなんて。あり得ん。 「……もしかして…放課後体育館が騒がしいのは応援?」 ヤツがポツリと漏らす。綺麗な声だよな、とかどうでもいいことを考えながら、俺は放課後の部活を思い出した。 「……そういや、うるさい、よな…女子が何故か、溢れて…るし。」  
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