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バシャッ 「ッ…冷てえ。何しやがるっ」 俺は咄嗟にテーブルの上に置いてあった酒を男にかけた。 『俺が大人しくしてりゃあ、いい気になりやがっていい加減にしろよ? ブッ飛ばされてぇのか?』 俺はそう言いながら部屋に転がっていた酒の空き瓶を手に持った。 男は呆れたのか萎えたのか知らないが黙って座りこんだ。 俺は荷物を見つけ自分の家に帰った。
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