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そんなことを考えながら自分の部屋の窓開けた。
こんなにも空が青くて、こんなにも雲の流れがゆっくりだったのか。
自分がどれだけ焦って闇雲に突っ走っていたのがよくやく分かった。
少しだけ…
ただ少しだけこの空の綺麗さに言葉を失って、思わず泣きそうになった。
〝泣きそうになるほど、こんなに綺麗だったんだ〟
そんな単純なことに気付く。
遊梨に告白しよう。
例え、変な関係になったとしても、もういいや。
遊梨と一緒居た月日の長さ、思い出を思い返してみる。
たかが同性を好きになった、それだけで嫌われるなら…
それまでの仲だったと思えばいい。
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