第二章

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  コンコン ガチャ   「お嬢様、お茶をおもち致しました」   と無緑が入って来て、紅茶をつぐ   「ありがとう」   私は本に目を通しながら、答えた   「何の本を読んでいるんですか?」   カチャと紅茶をテーブルに置き、私に本を見る   「この本は…先祖代々書いてきた実験記録よ…」   私が小さく呟き答えた   「そういえば、何故お嬢様の家は黒魔術等やっているのですか?」   「…この籠乃鳥家が生まれたのは…何百年か前…」   私は本に書いてある話をしはじめた…
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