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「そうですか…」
後ろの扉を興味深く見る悪魔
「フフッ…私の魂がどれだけ美味しいかは分からないわ…
だけど、契約しない?」
私は悪魔の過去を見た上で言った
すると悪魔は思いのほか、反応した
「私は構いませんが…その代わりの代償と望みが必要ですよ」
「そうね…
望みは、私の世話…つまり、家事全般をする事と忠誠を誓う事
代償は…これで良いかしら…?
足りないなら、腕事あげるわ」
私は左腕にある蛇の紋様を見せた
その紋様は代々実験台となる子供につける印
「良いでしょう…
少し目を閉じて頂けますか?」
「あら…契約の場は見せられないって言うのかしら?」
「誠に申し訳ないですが…そうなりますね」
「分かったわ…」
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