第二章

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―無緑Side― 私がお嬢様と契約をしたあの日から、早いもので3週間がたちました 今ではお嬢様の送り迎えは勿論の事、この広い洋館の全てを任されています 後から聞いた話ですが…この洋館にはお嬢様以外の人間はいないそうです 嗚呼…そろそろ迎えに行く時間ですね 無緑は、作業を辞め外へ出てお嬢様が用意した車に乗り込み、お嬢様の学校へと向かう え?免許証を持っていないだろう?そこらへんは、あえて言うなら悪魔だからですと答えておきます それにしても、何時からでしょう… お嬢様を見る度に可愛いと思ってしまうのは…私は誰にもそう思った事が無かったのに……
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