―遊園地とお泊り―

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「あいつも可哀相なやつ」 「航、今何か言った?」 「何でもない」 どうしたんだろう?急に 「さて、朝食は何にするんだ?パン?ご飯?」 「あたしはご飯がいいな~…航は?」 「俺もご飯でいいよ」 「あれ?昔はパンが好きじゃなかった?」 「好きだけど、たまにはご飯もいいかなって…」 「じゃあ、美味しいご飯作ってあげる」 「ああ…楽しみにしてるよ…瑞希」 航はその言葉を言いながらそっと微笑んだ こんな航の表情見た事ない…… 凄く綺麗― 「何だよ人の顔ジロジロ見て」 「みっ!見てない!」 「いや、絶対見てた」 「見てないもん!」 「……そうゆうことにしといてやるよ」
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