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芽衣の目の前までくると、その羊が横を向く。 『……剣……?』 背負っていたものは、銀色に輝く剣のようなもの。芽衣はそれを手に取った。 その瞬間、辺りに霧のような白いモヤがかかり、真っ暗だった闇が一変、岩山へと変わっていく。 ここから、芽衣の不思議な物語が始まるのだった──…
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