5人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
血だまりの中に一人の男性が倒れ込んでいる
「はぁ…はぁ…
な…なんでこうなるんだ…
お…俺じゃねぇ…」
「あ~やっぱ逆裁おもろいな~
俺も異議あり!って言ってみたいもんだね」
「フン…」
ガツン!
「ぎゃぷ」
「悪いね…あんたが起きてると仕事との邪魔なんでな…」
「あっ言い忘れてた
俺の名前は狗竜 夢菜(くりゅう むざい)
俺は……あれ?
俺は…何者だ?これって…どっかであった気がするぞ?
ていうか」
ここは…ドコだ?
「……うさん!」
誰かに話し掛けられたみたいだ
「狗竜さん!今日はお願いしますね!」
「え…っと…あなたは?」
「じ…冗談はやめてくださいよ!」
この女の人は涙目で訴えてくる
「もしかして…弁護とか…なんてことはありませんよね?」
「何言ってるんですか!当たり前ですよ!」
「やっぱり…ところで名前は?」
「教えましたよ!昨日まあいいです
わたしは実妖魅 麻祢(みようみ まね)って言います
じゃあ時間みたいなので行きましょうよ」
(ついに…きたか
やれるだけやってみよう)
最初のコメントを投稿しよう!