瞼の奥で

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私の性格的にも おかしかったのかも しれないけど すんなり インナーなんてのも 用意して 新作だし 気分良く試着して 出ていくと パンク少年は 「可愛いね。似合ってるよ。 それ全部もらうわ。」 って、少し表情出てる感じで 言ってくれた。 私は藍色の新作を着ながら 笑顔でお礼を言うと 試着室に入り、服を脱いだ。 脱いでる間は 今日の売上が達成出来る期待と 彼の彼女の顔を想像していた。 もちろん、 ナンシー的な彼女像で 絶対、薬とかしてそぅ~… とか…想像は悪でいっぱいだった。
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