‡第4章‡

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「“歳おい祭”には、もう一つの意味もあってな。 歳を追い払う・・・・・・、つまり、歳神を追い払うって意味もあるんだ! 歳神は、祟り神だからな!」 「祟るのに、神社で祭ってるのか?」 「祟るから、祭るんだ。 大切にしないと、怖いからな! お前も気をつけたほうがいいぞ!」  ツヨシが、真顔になって、ミノリの顔を覗き込む。  ミノリは、目を背けたかったが、なぜだか出来なかった。
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