‡第4章‡

11/30
前へ
/300ページ
次へ
「う~ん。 なんて言うかさぁ。 神様だから、いろんな姿があるんだよ!」  ツヨシが、どこか、からかってるような口調と表情で言った。  その表情を見たことで、ミノリは、自分が危うく迷信を信じそうになっていたことを、恥ずかしく思った。 「“歳おい祭”は、ここから、歳神を祭ってる神社まで、神輿を担いで練り歩くんだ! 村から出てった人達も帰ってきて参加するから、けっこう賑やかになるんだぜ!」
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!

188人が本棚に入れています
本棚に追加