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「何?父さん」
ややぶっきらぼうな口調になった。
だが、さいわいにか、あいにくか、春樹はそれに気付かなかったようだ。
「おお、ミノリ、来たか!
これから、神社まで行くから、お前も一緒に来い!」
春樹の言葉に、ミノリが、露骨に顔をしかめる。
「やだよ、俺!
なんでそんなトコに行かなきゃなんないのさ~?」
「祭の準備を、みんなが神社に集まってしてるから、これから俺達も行くんだ!」
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