‡第3章‡

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 どうやら、祖父の茂も行くらしく、出かける準備をしていた。 「そんなの、父さん達だけで行けばいいだろ! 俺には関係ねえし!」  どうせ暇だし、本来なら行ってみてもいいのだが、ミノリが行くことも、勝手に決められていることに、心理的な抵抗を感じた。  だが、春樹は、ミノリも当然来るだろうと思っていた。  それが、拒絶されたため、ややムキになって反論する。
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