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「まあまあ、ミノリちゃんも、来たばかりで疲れてるだろうし、年寄りばかりの所に行ってもつまらんわね。
あんた達だけで、行ってきたらええが」
そう言って、春樹と茂を促した。
春樹は渋々その言葉に従った。
父親達が出掛けたあと、佳乃は、雅絵と夕食の準備を始めた。
一人になったミノリは、何もすることがない。
家に居ても仕方ないので、ミノリは、村の中を見て回ることにした。
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