第1話 プロロロロ~グ

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「おせーぞ修也!」 「うっせぇよ。俺はマイペースなんだ」 拓海はバスケットボールでドリブルしながら体育館に入った俺に大声で話しかけてきた。 一応メンバーはそろったみたいだな。 「修也は俺らのチームな」 俺はどうやら天パ野郎と同じチームらしい。 てか相手チームにメチャクチャ体格いいゴリマッチョがいるんですけど……。 「おい! 茶髪の泣きボクロ野郎! 俺様と違うチームになったことを後悔しやがれ!」 ゴリマッチョは俺に暴言?を吐いてきた。ちなみに俺は左目のところに泣きボクロがある。 てか……、 「だれ?」 全然見覚えがないんだが……。 そんな俺の独り言のような質問を拓海が返してきた。 「その辺でダンベル担いでた人。なんか強そうだから連れてきちゃった。てへりんこ♪」 「きしょっ……」 一瞬マジで寒気した。
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