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「おせーぞ修也!」
「うっせぇよ。俺はマイペースなんだ」
拓海はバスケットボールでドリブルしながら体育館に入った俺に大声で話しかけてきた。
一応メンバーはそろったみたいだな。
「修也は俺らのチームな」
俺はどうやら天パ野郎と同じチームらしい。
てか相手チームにメチャクチャ体格いいゴリマッチョがいるんですけど……。
「おい! 茶髪の泣きボクロ野郎! 俺様と違うチームになったことを後悔しやがれ!」
ゴリマッチョは俺に暴言?を吐いてきた。ちなみに俺は左目のところに泣きボクロがある。
てか……、
「だれ?」
全然見覚えがないんだが……。
そんな俺の独り言のような質問を拓海が返してきた。
「その辺でダンベル担いでた人。なんか強そうだから連れてきちゃった。てへりんこ♪」
「きしょっ……」
一瞬マジで寒気した。
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