第1話 プロロロロ~グ

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あぁ、出血してるな……。 多分体育館のステージの下にある物置的なところに突っ込んだ時に頭打ったんだろうな。 あぁ、ヤバい。 目の前がぼやけてきた……。 「おい……。しゅ…や! だい……か!?」 拓海が何か叫んでるけど全然聞こえねぇ。 こりゃ気絶するな……。 そして俺の意識が朦朧としてきた時、 "我が声に耳をかたむけよ。汝選ばれし者なり。やっと言えました~♪" またあの声が聞こえた。 成功して良かったな……。 俺は意識を手放した。 ……… …… … 俺は何時間ぐらい眠ってたんだ? とりあえず俺は目をあけた。 徐々に意識が覚醒していき周りの景色が見えてきた。 ? 俺さっきまで体育館にいたよな? 周りは茶色い豪華そうな家具などがあり、床は絨毯。そして目の前には……。 「お目覚めですか?」 ………… …… … そして今にいたるわけだ。
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