37人が本棚に入れています
本棚に追加
それだけじゃない、ななかや杏や茜や私の友達を次々と殺してしまう夢をほぼ、毎日見てしまうようになっていったのだ。
そして時には夢の中でもう一人の私がいるかのように私の心の中にある言葉が響いていた。
「義之を殺せ!そうすればあいつはもう誰も手の届かない場所に行くわ!」
「ななかや杏や茜達を殺すのよ!いやお前が苦しいのはすべてこの世界が原因だ!この世界に復讐するんだ!」
小恋「やめて!」
私が夢の中で何度も言ったがその声は止むことなかった。
そのせいで私は深夜に起きてしまうことが多々あった。
その他にも夢で私が義之にフラれたり、義之が音姫先輩や由夢ちゃんや杏や茜など私の友達とデートしている夢が出てきたりもした。
私は本当におかしくなってしまいそうだった。
そして私の仲間や世界に対して憎しみが沸いてきそうだった。
クトゥルー「…どうナイアルラトホテップ…?月島小恋の様子は?」
とある家の屋上で赤い長髪を束ねたナイアルラトホテップ、金色の瞳を持ったクトゥルーが小恋の家を見つめていた。
ナイアルラトホテップ「悪夢を見せてるおかげでやつの精神はかなりのダメージを受けてるぜ。」
最初のコメントを投稿しよう!