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~北米大陸ウィスコンシン州にある、リック湖の北に位置する森林地帯ンガイの森~
「あと少しでこの森を抜けれる」
邪神クトゥグアはンガイの森を走っていた。
しかし木の陰から浅黒い肌をして紳士のような邪神が現われた。
「…ナイアルラトホテップ」
「ようクトゥグア。やはりここに来ると思ってたぜ。」
「ここに来るのを読んでたのか…」
「お前俺達の仲間から抜けるんだろ?」
「ああ。アザトースの考え方は間違ってるからな。」
ナイアルラトホテップは舌打ちをした。
ナイアルラトホテップ「ハスターに何言われたか知らねえが、間違ってるのはてめえだろ!」
クトゥグア「アザトースは全ての存在を滅ぼし、新しい世界を創造しようとしている。それは間違っている!」
「人間を滅ぼされたくないのか?あんなやつらどうなっても、いいだろうが!所詮は俺達邪神より下等な存在なんだからよ」
「だからといって人間を滅ぼしていいとわけがない!」
「クトゥグア…」
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