第3話

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テストも終わり、そこに出てくるのは遊びたい衝動 それは水没王子にも言えることだ 「カラオケに行けるな?コレは提案だが、同時に事実だ」 「ハイ、そのつもりです。」 ―――何?カラオケ?俺も行く~! 「マッハで行くぜ!」 「ハッハー!行けるぜ!」 オッツダルヴァの提案でカラオケに行く事となった 俺たち5人はあるカラオケボックスの受付前に集合していた なんでもヴァオーの親戚がやってるらしい 受付をしていると 「ビッグボックスへようこそ!歓迎しよう、盛大にな」 と言われた。店長だろうか? 「分かったぜ!メルツェエエエエエエル!!」 ヴァオーにメルツェルと呼ばれたその店長から部屋に案内された ―――で、最初が肝心だ。誰が行く? そう、出だしによってノリが変わる そして、皆が最初に歌いたいと牽制しあってなかなか始まらない するとイキナリ曲が始まる そう、水没王子その人である 「狂気に変えて奴を呪うよ 後で覚えてろよ メインブースターが~あぁ~あああ~」 (元ネタ→水没ライオン) ―――水没かよwwww 「ちょっwwまっ、腹が危なっ」 「ギャァアアアアwwww」 「ハッハー!wwww」 オッツダルヴァの歌からスタートしたカラオケ 各々が歌い、笑い、逆流しながら時間は過ぎていった 予約時間を終え、受付で会計をする 「悔いはねぇ、楽しかったぜ、メルツェル!」 オッツダルヴァの奢りでした コレって…買収ってやつですか?
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