次の日

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俺に首輪を着けた師匠はと言うと・・・・ 流行りを先取りしたなんて事を思いながら嬉々としている コレが後にカラードファッションとして義務化されると睨んでいるようだ。 『やっぱりかぁあああ!やっぱりかぁあああ!』とインターホンが鳴り響く お客さんが来た、それも朝っぱらにである セレン師匠の代わりに出る ドアを開けたその目の前にいたのは、鼻歌を歌いながら待つ男であった その男とは近所のオッサンの古王さんだ、とぅ~とぅ~の人だ 俺を見るなり、古王のオッサンは鼻歌を止める ―――まさか・・鼻歌の歌詞すらも忘れた!? そう思ったのも束の間、こちらをじっと見て口を開いた・・・
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