呼びあう

2/3
前へ
/39ページ
次へ
<KAIT○ side> 今日わがっくんがお買い物に行ってくれた、なんか買いたいものがあるんだって 「がっくん、遅いなあ...」 がっくんが買い物に行った後、マスターはリンとレンの調声中だし めいちゃんとみくは部屋で二人で雑誌読んでるし アイスは今無いし、 「がっくんまだ、かなあ」 リビングのソファーでゴロゴロ待ってるとマスター達が入ってきた 調声終わったみたい 「マスターお疲れ様、リンとレンも」 それに少し遅れてガチャンて玄関のドアが開く音が聞こえた 俺は一目散に玄関に走る 「がっくん、お帰りなさい!」 「カイト殿!ただいまでごさるよ」 「....、....」 「...カイト殿?」 「、がっくん」 「カイト殿」 「がっくん!」 「カイト殿!」 「がっくん!!」 ぎゅううって抱きついた がっくんも抱き締め返してくれた 俺を呼ぶ声が凄く優しくて嬉しくて、もっと呼んでほしくなった   呼  び  あ  う (もっと呼んで、優しいその声で!)  
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

240人が本棚に入れています
本棚に追加