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(他の客席からはザワザワと話し声があふれだしてくる。。。メタじろうは、食い終えた歯を、楊枝で清めている。
……至福の表情だ。
…しばしの時が流れ、やがて憔悴しきった表情の女性と、やや、ほほ笑みを取り戻した乗務員が現れる。
乗務員(笑みを浮かべ)『お客さまの中で、“他に”風俗関係のお仕事をされている女性はいませんでしょうかーっ?』
メタじろう『なぬ!?チェンジかよっ!!』
(客が一斉にメタじろうを見る。メタじろうは、少し出過ぎた突っ込みを恥じつつ、どうせ突っ込むなら、あの乗務員がいいなぁ等と呑気なことを考えつつ、もう次の食事に想いを馳せていた。)
………ムニャムニャ……
………ハッ!? 夢か……食べ物とえっちな夢がごちゃまぜだったような……
メタじろうは今日もこうして、現実と妄想の狭間でうたた寝を続けていくのであった………
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