おてんば娘

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おてんば娘

とにかく私はおてんばだった。 近所には年の近い友達がたくさんいた。半分以上が男の子😃私の遊び相手は毎日男の子だった。近くの公園で、鬼ごっこ・野球⚾・キックベース… 日が暮れるまで遊んだ。時にはウチ🏠のカギ🔑を閉められちゃったことも…(泣) 我が家には門限ってもんはなかったけど、近くの小学校から18:00になると『喜びのうた🎶』だかなんかが聞こえてくる。それが聞こえてきたら、ウチにかえるのが暗黙の決まりのようなものだった。 夏〓だったら18:00でもまだ外は明るいじゃん‼だから、ついね…。 こんなときの助け船は祖母だった。 窓から顔を出し、『台所の窓のところから、お母さんにごめんなさい。してこいてー』っていってくれて、私たち兄弟が謝った頃に鍵🔑を開けてくれた。 私の祖母(〓父の母)は働いていた。だから私はウチにいるばぁちゃんを知らない。働いてるばぁちゃんだ。 両親が働いていたし、祖母も働いていた。そして祖父は私が生まれる前に亡くなってたから、保育所も未満児からいたし、延長保育をしてるような子だった。 だからまぁ~俗に言う『おばあちゃん子』では決してなかったけど、お年玉をいっぱいくれて、両親からしかられた時に助け船を出してくれる祖母がそこそこ好きだった。 後に…この祖母が豹変⁉ってか本性を知ることになるんだけど… とりま、それは後程として…
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