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駐車場から戻り部屋に入ると何故か…漠然とした違和感を感じた…
「なんだ?…」
と知らない内に僕は声に出していた。
まあ、たぶん引っ越してきて新しい部屋に多少なりとも神経が高ぶっているんだろう…。そう思いさっきから空いてる腹を満たすため、僕は夕食を作り始めた。(カップラーメンだけど…)
お湯を沸かし始めて僕は暫く火にかけたやかんをボーッと見ていた。
その時、気配?みたいなものを背中に感じて僕は素早く後ろを見た。
しかし、当然というか当たり前の様にそこには新しい自分の部屋があるだけで何かが居るなんて事はなかった。安堵して力を抜くと同時にやかんが沸いて鳴りだしたのて情けなく尻餅をついてしまった。
「ビビった…、ってなんでビビってんだろうな」
と内心苦笑してカップラーメンに湯を注いだ。
………夕食も終わり寝るまでの時間をテレビを見たりギターを弾いたりして潰した。気付くと時計はもう12時近くを指していた。
引っ越しの疲れか時計を見た途端に激しい眠気に襲われ僕は寝ることにした。
布団を敷こうとさっき引っ越しの時にしまった押し入れから布団を出そうと布団を引っ張り出していると、さっきは気付かなった妙な文字の書かれた紙が貼ってあるのに気付いた…。
「なんだ…?これ…?」
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