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次の日…
「おはよう、人気者」
「はよ。人気者ではない。拓郎」
「や、どう考えても人気者だろ。女子がうるさいし」
「それ、俺に向けてじゃないだろ?」
「お前…鈍いんだな…」
拓郎は遠い目をしていた。
「?」
午後…
「わりぃ!今日午後から早退するから!」
「仕事か?」
「あぁ、先生に言っといてくれ」
「わかった」
「今日6時からの音楽番組見な。俺ら『Deir』が出る」
「あぁ、見る」
「じゃあな」
「あぁ、がんばれ!」
「あぁ」
颯人は仕事に向かった。
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